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2013年02月17日

積水ハウス30年もの

積水ハウス30年もの

このところの不安定な天気の中、
我ながら頑張って解体を進めております。

解体というと荒いイメージがあります。
そして辞書にも、
「解体」①ばらばらにこわれること。ばらばらにこわすこと。
と書いてあります。

しかし、こうして建てた順番と逆の順番で
丁寧に壊していくと。
「解体」の②番目の意味に解剖とあるように
まさしくこの建物を解いていくような
内容の濃い作業となっていくのです。

そしてここへ来てようやく
おぼろげながらに三十年前の積水ハウスの家の
構成が見えてきました。

構成要素

外壁ーベニヤとMDFにスチロールを挟んだ断熱一体型のパネル

屋根ータルキを省いた母屋とベニヤそれにフレームとしての破風と鼻隠しによる下地構成にカラーベストなどの仕上げ

骨組みー工場生産の軽量鉄骨フレームと屋根のトラスなどを現場でボルト止め。

内部ー木軸のパネル的な壁

正直なところシンプルでよく出来ているなという印象です。
普段施工している木造の建物とは別物ではありますが、
解体してみると、割と楽しいです。



Posted by 久保田大工店 at 21:38│Comments(0)解体
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