久保田大工店ブログ

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１２月１７日、１８日の二日間、
多くの方にご協力いただき、
無事
完成見学会を終えることが出来ました。

期間中は、いろいろな方に
いろいろなご意見を聞くことが出来、とても参考になりました。

今回は、
年齢、家族構成、仕事などの違いによって
様々な違った要望があるということを
再確認できました。

環境や年齢は常に変化していくんだなぁと、
当たり前のことを再確認したことになります。

久保田大工店はコンセプトの一つとして
“住む人にフィットする家”を掲げており、
打ち合わせの内容もその部分を重視してきました。

“フィットする空間は変化する環境にどこまで対応できるか。”
次の新しい課題を見出すことが出来た今回の見学会。
とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。


  

玄関ドアを開けると、
御影石のタイルと
ステンレスの框（上がり口の見切り部材）
が目に飛び込んできます。

この二つの相性は最高です。

玄関がとってもスッキリした感じになります。

今回、おじいちゃんのケヤキの壁と
アッシュの床も
組み合わさり、とても充実した空間となりそうです。  

ロフトがある部屋の天井です。
天井の高さを利用して

“光による変化を楽しめる空間にしよう”
ということで、
天井にあえて高低差をつくってみました。

太陽が動くごとに
光と影が変化していきます。

その表情を少し特別なものとする為
この天井の高低差が
しっかりと役割を果たしてくれる事を願いつつ
後もう少し仕上げの工事を頑張ります。

  

今回、外部のポイントとして
重視したのが近隣との調和でした。

立地が集落の中心部に位置するため、
とても目立ちます。

そんな中、調和しつつも新しさを出すことを考えました。


  

阿山の家の軒天（外部軒の天井部）の仕上げ材に
黒色を使用しました。

外壁の高級感を少しでも出せればと
採用しました。




この黒い軒天が予想以上に
良い感じの存在感を持っております。