› 久保田大工店ブログ › 2011年11月

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2011年11月13日

静かに熱く


以前紹介しました、阿山の家の中心部。
密度の濃い耐震設計となっている中心部の中に
階段を設置しました。


この静かに熱いコアの部分を
眺められるのも、もうしばらくの間。
この後、この面は板張りの仕上げとなり
その存在感を別の形へと変化させてゆきます。  


Posted by 久保田大工店 at 09:32Comments(0)階段

2011年11月08日

アッシュフロア


「阿山の家」のフローリングはアッシュです。

アッシュを高度熱処理した品物で木目が渋く光ります。
さらに幅が185ミリもある一枚板なので、
かなりの高級感を演出できます。(実際高級なんですが・・・)


今回の家では
高級感とカジュアルな雰囲気を同時に表現できれば良いなぁと
考えております。

それは住んでいただく施主様に
長年愛される家になるだろうと、予感できるコンセプト。

あっ、“こんな表情もあるんだぁ”と
ふとした時に発見していただけるような
そんな家にしたいと想いながら
毎日現場で作業しています。

大工が持つ美意識は本物なんだと
証明できる日が来るまで(来てもまだまだ)
がんばりま~す。
  


Posted by 久保田大工店 at 22:10Comments(0)アッシュ

2011年11月07日

おきてくださいな。


「阿山の家」の
施主様のおじいちゃんが長年保管されていたケヤキの木。

これを今回、玄関入ってすぐのそで壁の化粧材に使用します。

何枚かあるうちの一枚は厚みがあるので
二枚の板に製材しました。


製材するとこうなります。
この板を含む数枚の板を継ぎ合わせて
一つの小さな壁を造る予定です。

ケヤキさんには
長い眠りから
そろそろ目覚めていただくといたしましょう。  


Posted by 久保田大工店 at 23:08Comments(0)ケヤキ

2011年11月04日

遅れながら、“ありがとうございました”


ある日、夜遅くまで仕事をしていると、

施主様が
“妻と一緒に作ったんで良かったら食べてください。
お腹すくでしょう。”

と、現場に天ぷらを差し入れしてくださいました。

嬉しくてすぐに食べかけたのですが
写真をとらなっ、と気付き写したので、
食べさしの写真となりました。

揚げ具合を気にされてましたが、
全く問題なしiconN04

心の中で僕は嬉し涙をボロボロ流してましたね。

天ぷらって油をいっぱい使うし
後片付けも大変だし
それを差し入れしてくださるなんて
本当にありがたいなぁって、しみじみと思いました。

それにしても、
揚げたての天ぷらの持つ力って強力ですよ。
“今、揚がってきましたっ!”
天ぷらがそう主張すると、
食べる側も、姿勢を正して
“では、あついうちにいただきます。・・・うっ、うまい。”
と、こうなるのは確実です。



  


Posted by 久保田大工店 at 23:17Comments(0)差し入れ