2012年07月07日
床メインの改修

この一ヶ月半の間、
1階の床ほぼ全面とその周辺の
改修工事をさせていただきました。
上の写真は
玄関の上がり口に使う玄関框(かまち)です。
施主様に玄関ホールの床材を
カリンで選んでいただいたので、
框もカリンに合わせました。

カリンのフローリングの上質な雰囲気。
この質感と深みのある色合い、
そして格式の高さ。
感動します。

そして次は応接間です。

こちらはカリンではなくピンカド。
カリンによく似ていますが、
虫に強く、耐久性もカリンと同じく高いです。


壁は改装前からのままで、
床の色との相性が合うか気になってましたが
ばっちりあっています。

縁側はナラのフロアで、
こちらも雰囲気を壊す事無く
いい空気感。

縁側の奥を押入れスペースに
ということで、

パーテーションで囲いスペースを確保しました。
内部には棚を一段。
ということで、今回の改修工事は
もともとの立派なお家の雰囲気を
壊す事無く、さらに機能性と雰囲気を
向上させる事がテーマとなった
難易度の高いものだったと思います。
工期中を通じ、施主様といろいろ
お話できたことや
仕事の過程で新しくチャレンジしたこと、
新しい発見など、
とても充実感のある仕事となりました。
Posted by 久保田大工店 at 21:19│Comments(0)
│床