
2011年02月17日
竜王の家、土台完成!

竜王の家土台の設置も無事終わりました。
ここでは基礎パッキンというパーツを
基礎の上、全面に敷いて、
その上に土台を固定しております。
基礎パッキンのアップです。

これを基礎と土台の間に入れることで床下内部に
空気を取り入れることが出来、
土台とコンクリートが直に触れることも無いので
床下環境にも良いし、
土台のもちも良くなるというわけです。
で、次にこちらが機密パッキンと言いまして、

スポンジ状の素材が付いており
機密性が高められたパッキンです。
これは、浴室周りや玄関周りなどに使用し
内部の機密性を高めます。
今回このお家の柱は4寸角の化粧柱。
したがって、土台も基礎パッキンも
4寸サイズとなっております。
続きまして床下断熱材をご紹介します。

写真は断熱材を
土台と大引きの間(床下になります)に
はめ込んだ状態です。
この断熱材は
紙の再利用による素材で
一般的な発砲プラスチック系の断熱材とは異なり、
燃焼時に有害なガスをほとんど出さないという
素材です。(つい最近売り出された素材です)
水にはとけない特殊な素材です。
このようにして本日、
一階床の下地合板までの施工をし、
防汚と防水のためのフィルムを貼り、
雨が降りそうだったので
ブルーシートを被せて
作業終了となりました。
作業完了と共に
あたりは真っ暗。
雨がポツポツ落ちてきまして
完成時の写真は取れずでした。
大事な土台の精度も高めた状態で
作業を完了でき、ホッとしました。
2011年02月13日
帰り道の空

今日は仕事で協力関係にあり
友人でもある同級生との
昼食会?でした。
プライベートでは子供の事で
相談に乗ってもらったり
家族ぐるみでお世話になっている友人一家です。
仕事場ではみんな真剣勝負で
リラックスしてゆっくり話が出来ない分、
なんか貴重な時間のように感じます。
そういえば、
施主様たちとも打ち合わせ中に
お茶しながらリラックスして
仕事とは関係のない会話をする時間があります。
(もともと友人関係の施主様は特に)
そんな時間はとても貴重なんだよなぁ
と、再確認しました。
最後に、仕事でもプライベートでも
いろいろ参考になる友人へ一言。
また、会いましょう。
また・・・、
・・・また明日現場で会いましょう。
2011年02月09日
ロフトに手すり

ステンレス製の手すりを付けてみました。
正真正銘の別注金物(一点もの)です。
ロフトの手すりに
遊び心を取り入れたいとの
施主様の要望にお答えする形で実現しました。
ヘアラインにクリアという仕上げです。
写真では半ツヤのように見えますが、
実際には一定方向に小さな小さな
磨きラインが付いており、
豊かな質感の仕上げです。

手すりはコーチボルトで固定。
強度的な問題もクリアしております。

質感を大切にした家創りの
可能性として
木の家を主体に、
金属、石、コンクリート、土、プラスチック、アクリル、ガラス
など、少しずつ取り入れていければ
楽しくなるんじゃないかなと考えています。
2011年02月02日
桧の柱サンプル

四寸角の桧の柱のサンプルです。
今回、竜王の家は
一階のリビング周りと和室を真壁とします。
柱が化粧のあらわし(完成の状態で柱が見える)と
なり、梁なども見せた状態の仕上がりとなります。
サンプルでワクワクしなければ
実際に家が建ってもワクワクしないかな?
と、最近思います。
図面や打ち合わせを重ね
完成をある程度イメージ出来るようになった
状態で見た場合のことですが。
施主さんは
これで進んでいいのかどうかと
迷いに迷い、打ち合わせを重ね、
内容を決定した後に
不安と期待を両方持った状態で
着工となります。
その最終に近い過程で
サンプルを見てワクワクする素材なら
完成後
“やっぱり良いやんっ”
となることが多い気がします。
2011年02月01日
フラット玄関

道から続くスロープを登り
御影石のポーチと玄関引き戸の間に
デッキを挟んでみました。

ポーチと玄関内部のフロアを
同じ高さにした時、
その下にある土台が
ポーチから流れ込む雨水で腐朽しないための工夫です。
デッキ材の下は
雨水を排出するための
幅の広い溝となっており
デッキの隙間から溝へと水が流れることによって
建物の土台と水が直接的に触れることを防ぎます。

もちろん土台部分も
外壁材で包んでますが
デッキがないとポーチのコンクリートが
直接土台に触れることになります。
基礎やさんの指摘により
考えた出した久保田大工店のオリジナル設計?
効果は大だと考えています
