
2010年12月07日
完成間近

進行中の現場が完成間近です。
“いくつかの異なる要素を
違和感なく配置する”
というのが今回の意匠に関するポイントです。

御影石のタイルに、ステンのかまち。

白木の棚にクロスの壁。

つや消し塗装の化粧梁。

光沢の強いフロア。

素材で統一するデザインとは別に、
たくさんの素材を散りばめても
違和感なくおさまる空間は、
これからも研究していきたいテーマです。
家の事なら久保田大工店へ
2010年07月24日
建具のサンプル

写真の右の材料は雲杉で
左の少し黄色がかった色の材料はヒバ材です。
引き戸のサンプルとして
建具屋さんから預かったものです。
価格の条件は同じで、
仕上げの塗装を
透明塗装でいくか、着色塗装でいくか
どちらになるか分からないという段階なので
この二種類のサンプルを施主さんに見ていただくことにしました。
・着色の塗装なら雲杉が色のノリが良く、美しい。
・透明の塗装ならヒバが耐久性が優れているためお勧めである。
・雲杉は耐久性を塗料でカバーしなければならない。
・ヒバは特有の油を含むため着色するとムラになりやすい。
(いずれも木目を活かす塗装の場合)
と、これらのポイントをおさえた上での
説明になりそうです。
家の事なら久保田大工店へ
2010年07月17日
ポリカーボネイト

ポリカーボネイトのサンプルです。
次の現場の建具に使う予定の素材です。
お子さんがぶつかって破損したときに危なくないもの、
という要望をもとに、探して思い当たった素材です。
半透明に近くプライバシーと採光の両方を確保できます。
ガラスのように割れたときの心配もなく
価格も手に入れやすいラインで安定しています。
欠点としては防火性があげられます。
家の事なら久保田大工店へ
2010年06月25日
光遼板

イネ科の植物をプレスして出来上がる板で、
写真はそのサンプルです。
この個性的な見た目が魅力的です。
ただ湿気によるカビの発生や
防虫処理をしなければならない事など、
いくつかの注意が必要な材料でもあります。
2010年05月09日
フローリング超・超簡単プレゼン
フローリングがどのような形状をしていて
どのように形成されていくのか。
建築に携わったことのない方は
なかなかイメージしにくいと思います。
というわけで、
今回はフローリングをどんな風に貼っていくのかを
超・超簡単にプレゼンいたします。
(本当はかなり集中しての施工&注意しなければならないことも多いので、簡単ではないのですが
)
ここではあくまでもイメージを掴んでいただくだけということで。
では早速進めていきましょう。
まずはフローリングの断面です。
このようになっております。
片方に凸、反対側に凹の溝があります。
この凹凸を「サネ」といいます。

このサネの部分に釘を打ち付けて最初の一枚目を下地に固定します。
(実際の下地は写真とは異なります。)
続いて二枚目を横からスライドさせて一枚目にはめ込みます。

すると、こうなります。

さらに釘を打って二枚目、三枚目と繰り返します。

この作業を繰り返すと最終的にこうなります。

空間を構成するのに重要な役割を果たすフロアの出来上がりです。
以上、フローリングの超・超簡単プレゼン終了でございます。
どのように形成されていくのか。
建築に携わったことのない方は
なかなかイメージしにくいと思います。
というわけで、
今回はフローリングをどんな風に貼っていくのかを
超・超簡単にプレゼンいたします。
(本当はかなり集中しての施工&注意しなければならないことも多いので、簡単ではないのですが

ここではあくまでもイメージを掴んでいただくだけということで。
では早速進めていきましょう。
まずはフローリングの断面です。
このようになっております。
片方に凸、反対側に凹の溝があります。
この凹凸を「サネ」といいます。

このサネの部分に釘を打ち付けて最初の一枚目を下地に固定します。
(実際の下地は写真とは異なります。)
続いて二枚目を横からスライドさせて一枚目にはめ込みます。

すると、こうなります。

さらに釘を打って二枚目、三枚目と繰り返します。

この作業を繰り返すと最終的にこうなります。

空間を構成するのに重要な役割を果たすフロアの出来上がりです。
以上、フローリングの超・超簡単プレゼン終了でございます。