フォード・ファルコン
このピッカピカの車、すごくないですか?
今、増築のお仕事をいただいている
お施主さんの愛車、
直列6気筒の3600ccフォード。
その名も “ファルコン”。
東京オリンピックの年、
1964年に生まれた真っ赤な車です。
この車のことをいつも、
ものすごく楽しそうに話される施主さん。
私は車のこと、
あまり詳しくないので、
何度も聞き返してしまい、
ごめんなさい・・・と思いながら
でも、きれいな車やなぁと
ながめています。
まずこのテールランプ。
ロケットの噴射口をイメージしているとの事。
そのイメージが実際に形になって
世に出てくるのが凄いですよね。
そしてこのハンドル。
後ろのガラスがスライドして
下に下がりドアが開きます。
細かく見ていくと
ワクワクしてきます。
このワクワクが家にも必要だなあ、
と勝手に家の事に考えが飛んでいきそうなとき、
「中も見てもらっていいですよ。」と、
お施主さんの声。
マイル表示のメーター。
右ハンドルは、オーストラリアフォードだから。
オーストラリアで
日本代表で元近鉄のラグビー選手が
乗っていた車だという事です。
パーツが入りにくいというのも頷けます。
いくつもの偶然と必然と思いが重なって
価値が高まる。
この車を目の前にしてそう感じました。
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