昔の釘

久保田大工店

2010年05月10日 22:17


古い蔵を改修する際に出てきた釘です。

断面の丸い現代の釘とは異なり、断面が四角いです。

そして先が異様に細くスラリとした印象があります。

本来なら撤去した木材(ボロボロに朽ちた木)と共に捨てるようなものですが、木から抜き取りしばらく眺めてしまいます。

独特のフォルムに感動して捨てられません。

「昔の人はこんな釘を使っていたのか」と考えるだけで楽しいです。

現代よりも金属が貴重だった昔、釘は大事に使われてたんだろうな
と思いを馳せます。


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